日曜劇場『さよならマエストロ』宮沢氷魚と新木優子の出演が決定!

TBSでは2024年1月期の日曜劇場(毎週日曜よる9時)で『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』を放送する。

主演の西島秀俊が演じるのは20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)・夏目俊平。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の廃団寸前の市民オーケストラの指揮をするために数十年ぶりに帰国する。
そんな俊平の娘・響を演じるのは芦田愛菜。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる・・・。
世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか?
そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない俊平が、父としてもう一度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく・・・。

さらに、本作の大きな見どころとなっていくのは、廃団寸前の市民オーケストラに主人公の俊平がきて、俊平にしかできないやり方で個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリーである。

■宮沢氷魚、新木優子の出演が決定!
このたび、西島演じる俊平が指揮をとる廃団寸前の市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーに絡んでいく人物役で宮沢氷魚、新木優子の出演が決定した。

宮沢は金曜ドラマ『コウノドリ』(2017年)で俳優デビューし、いまドラマや映画に引っ張りだこの人気俳優。2022年に映画「騙し絵の牙」で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したほか、出演映画で数々の受賞歴を誇る。今年4月期の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』では無差別連続爆破事件の犯人役で強烈なインパクトを残した宮沢だが、今作で演じるのはスーパーポジティブなトランペッター・森大輝(もり・だいき)だ。大輝は小学生のころから吹奏楽部で活動し、練習も人一倍熱心。しかし、音程はすこぶる怪しく、感情がそのまま音に出てしまうため晴見フィルの演奏を台無しにすることも。また、普段は市役所の観光課に勤務していて、響とも職場仲間として次第に関係を深めていく。

新木は2008年に芸能界デビュー、2015年に“ブレイクの登竜門”と言われる「ゼクシィ8代目CMガール」に抜擢され話題に。俳優業やモデル、CM、バラエティ番組への出演などマルチに活躍している。TBSドラマへの出演は2018年7月期金曜ドラマ『チア☆ダン』以来2度目、日曜劇場への出演は今作が初となる。本作で演じる役どころは、オーケストラの和を乱す魔性のフルート奏者・倉科瑠李(くらしな・るり)。プロのオーケストラで活躍するフルート奏者だが、恋愛絡みで事件を起こして数多のオケをクビになってきた。狙った獲物は決して逃がさない通称“カルメン”。俊平に出会い、自分にまったく振り向かない彼の心を射止めようと燃える。ある意味、本作で最もアパッシオナートなキャラクターである。

俊平と一癖も二癖もある団員たちが音楽を通して、抱えている様々な問題に立ち向かっていく本作。
2024年1月期放送の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』にご期待いただきたい。

【アパッシオナートとは】
(〈イタリア〉appassionato)音楽の発想標語の一つ。「熱情的に」「激しく」の意。(大辞林第4版より)

■コメント
<森大輝役 宮沢氷魚>
TBSドラマにレギュラー出演するのは2017年の『コウノドリ』以来なので、出演が決まったときは喜びでいっぱいでした。
日々撮影をしている中で、音楽が持つ力や包容力に魅了されています。家族愛や友情といった様々な関係を音楽が紡いでくれます。
この作品をご覧になってくださった皆さんが、日曜日の夜に笑顔になっていただけたら幸いです。

<倉科瑠李役 新木優子>
初めて台本をいただいたとき、なんて素敵なストーリーなんだろう! と感動しました。
ファミリーの温かさ、仲間と作り奏でる音楽の素晴らしさの表現がとても素敵で、活字で読んでいるのに耳元で、時には繊細で時には大胆な音楽がキャラクターの感情に乗って聞こえてくるような感覚でした。
この作品が奏でるストーリーの一部になれることがとてもうれしいです。
個人的に憧れていた楽器のフルート。精一杯頑張ります!

<企画プロデュース・東仲恵吾>
今作のテーマとなる“オーケストラ”は、どんなに優秀な人が一人いても成り立たないものです。
それぞれの個性がぶつかりあい、それが調和していくと、何倍にも何十倍にも素晴らしいものになるのだと、取材をしたときに聞きました。
この物語では、主人公が音楽で、そして人間関係で個性あふれるオーケストラ団員たちとどうやって調和していくのかが見どころです。
そして、その個性を存分に発揮してくださる仲間として、宮沢さん、新木さんにご出演いただけることになりました。
宮沢さんは、溢れんばかりの優しさをまとった人で、その優しさと可愛らしさをイメージして、大輝という人物を作り上げました。
新木さんは、力強さと可憐さを持った素敵な目と笑顔になったときのチャーミングさのギャップが魅力的で、瑠李という役の、魔性の女性でありながらその奥に抱えた“複雑な想い”を見事に演じてくださると思いオファーしました。
すでに撮影は進んでおりますが、まさにお二人にしかできないそれぞれの個性豊かなキャラクターを作り上げてくれております。
また、今回ご出演いただくオーケストラ団員の皆さんには、何か月もかけて楽器練習に取り組んでいただきました。その本物の演奏シーンも見どころです。ぜひお楽しみください。

◆日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』
2024年1月スタート
毎週日曜よる9:00~9:54
(C)TBS

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