ロシア、ISSへの補給船「プログレスMS-25」打ち上げ成功

ロシアは日本時間2023年12月1日、「ソユーズ2.1a」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた補給船「プログレスMS-25」は予定されていた軌道に投入後、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功したことを、アメリカ航空宇宙局(NASA)やロスコスモス(Roscosmos)が伝えています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ソユーズ2.1a(Progress MS-25 (86P))

ロケット:ソユーズ2.1a
打ち上げ日時:日本時間2023年12月1日18時25分【成功】
発射場:バイコヌール宇宙基地(カザフスタン)
ペイロード:プログレスMS-25

「プログレスMS-25」は約2.5トンの物資を搭載した無人の補給船で、バイコヌール宇宙基地から「ソユーズ2.1a」ロケットで打ち上げられました。打ち上げから2日後の日本時間2023年12月3日20時18分にはISSロシア区画の小型研究モジュール2「ポイスク(Poisk)」へドッキングすることに成功しています。

なお、プログレスMS-25の打ち上げに先立つ日本時間2023年11月29日には、同年5月に打ち上げられてISSに到着していた補給船「プログレスMS-23」がポイスクモジュールから分離し、大気圏に再突入してミッションを終えています。

■打ち上げ関連画像・映像

【▲ 補給船「プログレスMS-25」を搭載した「ソユーズ2.1a」ロケットの打ち上げ(Credit: Roscosmos/Ivan Timoshenko)】

【▲ 2023年12月3日時点で国際宇宙ステーション(ISS)に係留中の有人宇宙船・無人補給船を示した図(Credit: NASA)】

■打ち上げ関連リンク

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文/sorae編集部 速報班

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