最下位に5失点敗戦、シェフィールド・ユナイテッドが「経済的な決断を下した」とクラブを批判した監督交代に動く

チームを昇格に導いたヘッキングボトム監督[写真:Getty Images]

プレミアリーグで最下位に沈むシェフィールド・ユナイテッドが、ポール・ヘッキングボトム監督(46)の解任に近づいているという。イギリス『BBC』が伝えた。

ヘッキングボトム監督は、2021年11月に監督に就任。2022-23シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で2位となり、チームをプレミアリーグに昇格させた。

しかし、昇格組の洗礼を受けており、ここまで14試合を戦って、1勝2分け11敗。同じく昇格組のルートン・タウンが残留ラインとなっている中、勝ち点差は「4」という状況だ。

すでに6連敗を喫し、ホームでニューカッスルに0-8、アウェイでアーセナルに5-0で惨敗を喫するなどしており、決定打となったのは2日のバーンリー戦。最下位のバーンリー相手に、まさかのアウェイで5-0という惨敗劇。今季3度目の大量失点での試合となり、これにより最下位に転落していたが、クラブは監督解任を考えているという。

ヘッキングボトム監督は、バーンリー戦後にクラブを批判。「サッカーではなく経済的な決断を下した」と、今夏主力選手の売却を行ったことを批判し、この成績に繋がっていると訴えた。

6日にはリバプールとの試合が控えている中、ヘッキングボトム監督の試合前の記者会見は中止。リバプール戦前に解任されるという見方が強まっている。

なお、かつて指揮したクリス・ワイルダー氏(56)が後任候補とされている。

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