減給の懲戒処分 工事費の未払い 鹿沼市職員3人

 鹿沼市は4日、2019年の東日本台風の復旧事業で市が発注した工事費の一部およそ8700万円が未払いになっていた問題について関係した職員3人を職務怠慢として減給の懲戒処分にしたと発表しました。

 職務怠慢として最も重い減給処分を受けたのは農政課の57歳と60歳の主幹2人と46歳の副主幹で給与の10分の一をそれぞれ4カ月から2カ月減給するものです。

 また、問題発覚当時の管理職2人に文書訓告を行いました。

 佐藤信市長は「各種規則や規定の見直し研修を実施するなど基本に立ち返り信用回復に全力で取り組む」とコメントを発表しました。

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