上野樹里 英語や中国語を華麗に披露 撮影前には何度も練習 「隣人X -疑惑の彼女-」本編映像

第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子による小説「隣人X」の映画化作「隣人X -疑惑の彼女-」(公開中)から、公園でお弁当を食べながら、良子(上野樹里)が台湾からの留学生であるレン(ファン・ペイチャ)の相談に乗るシーンの、本編映像が公開された。

日本語を勉強中のレンは、不慣れな日本での暮らしや、付き合い始めたばかりの日本人の恋人についての悩みを英語で語り、それに対して良子が英語でアドバイスをする。映像の最後には、中国語で「祝你好運(グッドラック)!」と激励を送る良子。そんな良子の優しさに触れたレンは、「グッドラックですね」と笑顔になるという、心温まる国際交流のシーンとなっている。

良子を演じた上野樹里は、本作の撮影にあたり、10人近い英語ネイティブの人たちや、英語が得意なファン・ペイチャに、セリフの発音・イントネーションをチェックしてもらい、会話に違和感がないかどうか、何度も練習を重ねたという。

「隣人X -疑惑の彼女-」は、故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表した日本を舞台とした異色のミステリーロマンス。人間の姿をそっくりコピーして日常にまぎれ込む惑星難民Xに、人々は不安や恐怖を抱いている。そんな中、週刊誌記者の笹は、スクープのために正体を隠してX疑惑のある良子へ近づく。やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを払拭できない。主人公の柏木良子を演じるのは上野樹里。良子を追う記者の笹憲太郎役を林遣都が務める。監督は熊澤尚人。

【作品情報】
隣人X -疑惑の彼女-
2023年12月1日(金)より新宿ピカデリー他全国公開中
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社

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