中国、7日の対EU首脳会談で関係深化目指す 王毅外相が表明

[北京 5日 ロイター] - 中国の王毅外相は4日、欧州連合(EU)の駐中国大使やEU加盟国の高官らと面会し、7日に開かれる中EU首脳会談で関係深化を目指す考えを表明した。複雑な情勢や困難な課題に直面する中で実利的な協力に軸足を置く姿勢を示した。

新華社通信によると、王外相は双方が戦略的観点から中EU関係を捉えるべきだとし、中国の対欧州政策は引き続き安定していると語った。

「中国とEUは国際・地域問題に関して完全に同じ見解を持っているわけではなく、意思疎通と連携の継続によってのみ世界の平和と安定を維持し、世界的な課題に対処する上で建設的な役割を果たすことができる」と述べた。

7日には中国の習近平国家主席がミシェルEU大統領とフォンデアライエン欧州委員長と会談する。

EUの駐中国大使らは、EUが建設的で安定した中EU関係の発展に尽力しており、中国との相互尊重と対話の維持に前向きだと述べた。中国とデカップリング(経済切り離し)する意向はなく、「互恵的でバランスの取れた経済・貿易関係」の構築を望んでいると述べた。

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