琉球が沖縄にルーツ持つ静岡産業大学のFW庵原篤人の来季加入内定を発表、ストロングポイントは「ゴールへ向かうスピードとパワー」

[写真:©︎J.LEAGUE]

FC琉球は5日、静岡産業大学のFW庵原篤人(22)の来季加入内定を発表した。
【写真】ルーツのある沖縄でプロ入りする庵原篤人

庵原は、アスルクラロ沼津の下部組織出身。沼津西高校から静岡産業大学へと進学していた。

母親が沖縄県出身で、自身も生まれたのは沖縄だという庵原。クラブを通じてコメントしている。

今シーズンは東海学生サッカーリーグ1部で5得点5アシストの活躍を見せている。

庵原はクラブを通じてコメントしている。

「「はいさいぐすーよーちゅーがなびら」(みなさんこんにちは)」

「来シーズンよりFC琉球に加入することになりました。静岡産業大学の庵原篤人です。サッカーを始めたころからの夢であった、プロサッカー選手としてのキャリアをFC琉球でスタートできることを誇りに思います」

「この場をお借りしまして、今まで私を支えてくれた家族をはじめ、サッカーを通して関わった仲間や指導者の方々に感謝を申し上げます。プレーや結果で恩返しできるよう邁進していきます」

「最初の挨拶に方言を入れさせていただきました。これは、無理やり入れ込んだたわけでなく、私のルーツとアイデンティティが沖縄にあるからです。母親は沖縄で生まれ育ち、私は沖縄の病院で産まれ約1年間を沖縄で過ごしました。また、祖父母は現在も豊見城市に住んでおります。練習参加の許可をいただき8月に約1週間滞在した時も、チームの雰囲気や整備された環境、周りの人の温かさに加え、気候・文化に自然と溶け込むことができたこともあり、オファーをいただいたら加入することを心に決めていました」

「私のストロングポイントは、ゴールへ向かうスピードとパワーです。これを武器に、FC琉球の勝利に貢献できるよう全力で闘いますので「タピスタ」で熱い応援をよろしくお願い致します」

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