韓国球界から2選手がポスティング公示される 交渉は最大30日間

日本時間12月5日、韓国プロ野球のキウム・ヒーローズで活躍していた李政厚(イ・ジョンフ)が正式にポスティング公示されたことが明らかになった。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者など、複数の記者が報じた。また、LGツインズに所属する高佑錫(コ・ウソク)も同時にポスティング公示されたようだ。日本球界からのポスティングとは異なり、交渉期間は最大30日間で、日本時間1月4日午前7時までとなっている。

イ・ジョンフは25歳の外野手。今季は故障の影響で86試合の出場にとどまったが、韓国球界での7シーズンで通算打率.340、出塁率.407、OPS.898をマークしている。特に2022年は打率.349、23本塁打、113打点、出塁率.421、OPS.996の大活躍を見せ、MVPを受賞。ゴールデングラブ賞(日本球界のベストナインに相当)を5度受賞するなど韓国球界を代表するスター外野手として活躍し、守備面でも「平均以上の中堅手」として評価されている。

「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、パドレス、ジャイアンツ、ヤンキースなどがイ・ジョンフに対して興味を示しているようだ。また、外野の守備力アップのための補強を計画しているメッツの補強ターゲットにも浮上している。なお、移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」はFA選手ランキングでイ・ジョンフを15位に置き、契約規模を5年5000万ドルと予想している。

一方のコ・ウソクは25歳のリリーフ投手。所属するLGツインズでは2019年からクローザーを務めており、2019年と2022年には防御率1点台、2022年は自己最多の42セーブをマークした。150キロ台後半のファストボールを武器とする速球派投手で、妻はイ・ジョンフの妹である。2人揃ってメジャー移籍の夢を叶えられるか注目だ。

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