三次の鵜飼で活躍するウミウが新たに2羽加わり、三次市にやってきました。
カゴの中から、羽を広げて元気な姿を見せたのはウミウです。
三次市の共同飼育場には茨城県日立市で捕獲された2羽のウミウが到着しました。これから鵜匠の上岡良介さんが訓練をします。
人に慣れるようさっそくウミウののどをさすったり体をなでたりしていました。2羽は生後1年前後。この“新入り”を合わせて、現在飼育するのはウミウ15羽、カワウ8羽のあわせて23羽になりました。
三次の鵜飼 上岡良介 鵜匠
「ちょっとおとなしめではあるがまあまあいいサイズ。期待できるんじゃないかと思います」
三次の夏を代表する鵜飼は、鵜匠がウを巧みに操りながらアユを捕る伝統的な漁法で、ウとの信頼関係が重要と言われます。
2羽はこれから上岡さんと訓練を重ね、2~3年後にデビューを迎えるということです。