「おっさんずラブ-リターンズ-」田中圭&林遣都が“ラブラブ”クランクイン。「世の中にラブ&ピースを届けたい!」

テレビ朝日系で2024年1月5日にスタートする連続ドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」(金曜午後11:15。一部地域で放送時間が異なる)。田中圭林遣都がクランクインを迎え、ラブラブな様子を見せた。

「おっさんずラブ」は、結婚したいのに全然モテないポンコツ独身会社員・はるたんこと春田創一(田中)が、ある日突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居しているイケメンでドSな後輩・牧凌太(林)から告白されるという、当時の既成概念を軽々と超越した新感覚の“胸キュン純愛ラブストーリー”で、ブームを巻き起こした人気作だ。

2016年に深夜の単発ドラマが話題となり、18年に連続ドラマ化されるやいなや口コミやSNSで人気が広がり、一大ムーブメントを巻き起こした。その後も、映画「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」(19年)、航空業界に舞台を移したパラレルワールドドラマ「おっさんずラブ -in the sky-」の放送や、海外でのリメークなど大躍進を続けてきた。

初代「おっさんずラブ」の続編にあたる「おっさんずラブ-リターンズ-」では、5年の時を経てアラフォーになったはるたん&牧の“夢の新婚生活”が描かれる。幸せな日々の半面、会社で責任のある立場となった2人は、多忙な共働きで生活もままならず、小さなことでけんかばかり。そんな彼らのもとにやって来たのが、早期退職して再就職を果たした家政夫の武蔵だった。最初はビジネスライクな対応を貫いていた武蔵だが、いつの間にか牧への抑えきれないねたみが大噴出。“渡る世間は鬼ばかり状態”の嫁姑バトルがぼっ発!?

最初の撮影が行われたのは、千葉・成田空港。春田がシンガポールでの勤務を終え、帰国してくる牧を迎えに行くシーンからスタートした。

田中と林が現場にやって来ると、スタッフたちからは「おかえり!」の声とともに拍手で大歓迎。早速、おっさんずチームらしい和気あいあいとした空気がよみがえると、田中と林は撮影の合間もずっとトークに花を咲かせる“ラブラブぶり”を発揮していた。その後に行われた、夕陽の中でハグをするシーンでは、この作品ではおなじみのアドリブも次々とさく裂した。

田中は、クランクインを迎えたことに「久しぶりに“牧がいる”感覚を味わって、懐かしいなとテンションが上がりました。これから続々とほかのキャストの皆さんも集まって、作品を作っていけるんだとワクワクしている、そんな初日でした」とコメント。一方の林も「やっぱり楽しいチームだな、早くいろんなシーンを撮りたいなと思いました」とチームが作り出す現場の雰囲気を満喫した様子だった。

また、自身の役柄に戻るために意識したことを聞かれると、田中は「“春田創一”が自分の中にとても残っているという感覚はありつつも、やはり不安もあったのですが、撮影初日に牧と一緒になれたことも込みで、懐かしい感覚でした。まだ始まったばっかりですが、自分的には春田と牧がいる“こんな感じだったな”という感覚が戻ってきただけで十分! 自分の中に、春田が蓄積されていたというか、ちゃんと眠っていたんだなと感じました」と、長年演じ続けてきたからこそ培われてきた、“はるたん”の感覚をかみ締めた。

林は「僕はまず、前作のドラマと映画を見ました。なんだかんだもう5年経っているので、覚えてないことも多かったので、見て全部思い出しました。“ちゃんとその時の熱量や空気感を初日から出せるように!”と思って、全部見返しました」と明かし、作品に懸ける意気込みを感じさせた。

今後の撮影に向け、林は「長い間この作品を愛し続けてくださった方がたくさんいて、放送を楽しみにしてくださっていると思いますので、“『おっさんずラブ』のみんなは、この世界で生き続けていたんだな”と思ってもらえるように、僕たちも心を込めてやりたいなと思っています。前作にハマった人たちは、すごくうれしいことに『何これ楽しい!』という感じでドラマを見つけてくださったらしいんです。だから今回も、初めて見る方に『楽しそう!』と思ってもらえる作品を作れるように、頑張りたいなと思っています」と力を込める。

田中も「この『おっさんずラブ』チームで、本当にもう…世の中にラブ&ピースを届けたい! そして1人でも多くの人を温かく! 全力でいっぱい笑ってもらえるような作品を作りますので、初回から楽しみにしていてほしいです。最後まで応援よろしくお願いします!」と呼び掛けている。

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