栃木SC 新監督に元日本代表の田中誠氏

 サッカーJ2の栃木SCは5日、来シーズンの新たな監督に元日本代表の田中誠氏が就任すると発表しました。

 栃木SCの新たな監督に就任する田中誠氏は静岡県出身の48歳。現役時代はディフェンダーとしてジュビロ磐田とアビスパ福岡でプレー。日本代表として32試合に出場し2006年のワールドカップドイツ大会のアジア予選突破に大きく貢献しました。

 2011年に現役を引退した後は磐田の下部組織の監督やトップチームのコーチを務めていますが、Jリーグクラブの監督として指揮を執るのは初めてです。

 田中氏は「クラブの目標に向かって向上心を持ち続け、あくなき挑戦でクラブの勝利、発展に貢献していきたいと思います。チーム、選手の成長を促しまた観たいと思ってもらえるフットボールを1試合でも多くおみせできるように覚悟を持って務めてまいります」とコメントしました。

 また、ヘッドコーチには、同じく静岡出身で昨シーズンまでツエーゲン金沢の監督を務めた柳下正明氏(63)が就任します。

 柳下氏は「今まで自分が経験して得てきたものを、チーム、クラブの成長の為に、全て出し尽くして戦おうと考えています。監督が考えているサッカーを選手たちがピッチで表現出来るように、サポートして行きます」とコメントしています。

© 株式会社とちぎテレビ