毎日1粒食べよう 梅干しのモニター募る、紀州田辺うめ振興協議会 和歌山

「梅干し食べようプロジェクト」のモニターに提供する梅干し

 和歌山県の田辺市とJA紀南でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」は、梅干しの健康効果を検証する「梅干し食べようプロジェクト」を実施する。毎日1粒食べて、アンケートに答えるモニター100人を募集している。普段あまり梅干しを食べていない人に、食生活に取り入れてもらうきっかけにしたいという。応募は7日まで。

 モニターは梅干しをそのまま食べるか、茶に入れて箸でつぶしてかき混ぜた「梅干し茶」を作って飲む。期間は来年1月1日前後から60日間で、梅干しは協議会が塩分7%の調味梅干し60粒を提供する。

 対象は梅干しを全く食べていないか、食べても週に1回以下の18~59歳。アンケートでは体重や腹囲の増減、インフルエンザや風邪の罹患(りかん)状況、体調の変化などを記入する。昨年度、一昨年度の参加者は不可。

 梅の成分にはインフルエンザウイルスの抑制や疲労回復効果があると学会などで報告されている。

 市梅振興室は「梅干しの健康効果を実感できる絶好の機会。楽しみながら参加してほしい」と呼びかけている。

 申込書は協議会ホームページからダウンロードできる。応募多数の場合は抽選。

 申し込み、問い合わせは市梅振興室内の協議会事務局(0739.26.9959)へ。

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