松本が2度目の在籍となったMF喜山康平と契約満了「まだ選手としての情熱が消えていない」

松本を退団する喜山康平[写真:©︎J.LEAGUE]

松本山雅FCは5日、MF喜山康平(35)との契約満了を発表した。

喜山は東京ヴェルディの下部組織育ちで、2006年にトップチーム昇格。2007年途中には当時は中国サッカーリーグのファジアーノ岡山へ期限付き移籍。JFL昇格、J2昇格に貢献すると、2010年にに完全移籍した。

しかし、すぐに東京Vに期限付き移籍で復帰も出番なし。カマタマーレ讃岐、松本山雅FCへの期限付き移籍を経て、2013年に松本に完全移籍。2017年に岡山へ完全移籍するも、今季再び松本に加入していた。

今シーズンは明治安田生命J3リーグで15試合の出場に終わり、チームもJ2昇格を果たせず。退団する喜山はクラブを通じてコメントしている。

「松本山雅FC に関わる全ての皆さん、1年間応援ありがとうございました。
契約満了により、今シーズンでチームを離れることになりました。アルウィンや練習場、そして街中でも「帰ってきてくれてありがとう」と、たくさんの方が声をかけてくれました」

「そんなサポーターの皆さんと、シーズン最後に喜び合うことを目指して取り組んできましたが、自分の実力不足でそれは叶いませんでした」

「目標を達成することができず、とても悔しい1 年となってしまいましたが、信州松本の地でまた緑のユニフォームを着て、山雅サポーターと一緒に闘うことができたことに、心から感謝しています」

「1 年間、どんな時でも最後まで勝利を信じ、応援してくれて、本当にありがとうございました。来シーズンは最終戦のセレモニーが歓喜に包まれることを願っています。まだ選手としての情熱が消えていないので、自分を必要としてくれるチームを探したいと思っています」

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