満面の笑みの柳選手
中日の柳裕也投手が5日、2度目の契約更改交渉に臨み、4000万円アップの1億4800万円(推定)でサインしました。
柳投手は今シーズン、1年間ローテションを守ったものの4勝どまりで、黒星は自身最多タイの11敗を喫しました。中でも8月13日の広島戦では、9回まで無安打無得点投球をしながら降板するなど、打線の援護に恵まれない試合も多くありました。柳投手は1度目の交渉では保留しましたが、「勝ち星がなかなかつかない中でも、球団が十分に考慮してくれた」と話し、4000万円アップの推定1億4800万円でサインしました。
交渉の席で加藤球団代表から「前巨人の中田が来るから来年は点を取るぞ」と励まされた柳投手。ドラゴンズでは「やりやすい環境づくりをしていきたい」と選手会長としての一面も見せていました。
来シーズンについては「チームを勝たせてなんぼ。とにかく優勝を目指してやっていく」と巻き返しを誓っていました。