地域の福祉活動に役立ててもらおうと、県内に営業拠点をもつ生命保険会社でつくる団体が12月5日、社会福祉協議会などに福祉車両や助成金を寄贈しました。
5日、千葉市内のホテルで、生命保険協会千葉県協会による福祉寄贈式が行われました。
寄贈式では協会に加盟する県内22社の生命保険会社で働く、約1万人の職員から寄せられた募金を活用して、匝瑳市社会福祉協議会に福祉車両1台、県社会福祉協議会に体に装着すると高齢者の日常生活を体験できる教材などが贈呈されました。
また、社会奉仕募金として子ども食堂の運営団体など13の団体にも助成金などが寄贈されました。
協会による寄贈は50年以上前から続いていて、これまでの募金総額は合わせて1億4000万円以上にのぼります。
生命保険協会千葉県協会 星 忠利会長
「地域のみなさまに少しでも何らかの形で恩返ししたい一点で半世紀以上にわたり(寄贈)を続けている。今後もこの活動を継続していきたい」