大学共通テスト、49万人が出願 現行6教科30科目で最後

 大学入試センターは5日、来年1月13、14日に実施する大学入学共通テストの確定出願者数が前回から2万668人減少して49万1913人だったと発表した。2025年1月のテストから教科・科目が再編されるため、現行の6教科30科目で実施する最後の試験となる。50万人割れは、大学入試センター試験として行われていた1992年以来。

 来春に高校などを卒業見込みの現役生のうち、共通テストに出願した割合は45.2%で過去最高だった。

 体調不良で欠席した受験生らへの追試験は来年1月27、28日に東京外国語大(東京都府中市)と京都工芸繊維大(京都市左京区)で行う。

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