関空の新国際線エリアがオープン 開放的空間を演出

リニューアルした関西空港の国際線出国エリア=5日午前

 大規模な改修工事が進む関西空港で、国際線出国エリアがリニューアルし5日、オープニングセレモニーが開かれた。南北に分かれていた出国審査場を中央に集約して運用を効率化。搭乗口に向かうルートには免税店が並び、その先には木目の天井や芝生などをイメージした日本らしいデザインの開放的な空間が広がる。

 空港を運営する関西エアポートの山谷佳之社長はセレモニーで「着工から2年半、新しい出国エリアをお披露目することができ、本当にうれしい」とあいさつした。

 関西エアは2025年大阪・関西万博を見据えつつ、インバウンド(訪日客)の増加を見込んで21年5月から改修工事を開始した。

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