2人の戸籍謄本入れ違えて送付 真庭市、中身間違え確認も怠る

真庭市役所

 真庭市は5日、戸籍謄本の申請を行った2人に対し、双方の戸籍謄本を入れ違えて送付していたと発表した。

 市によると、2人は市内に本籍地があり、オンラインで戸籍謄本を請求。11月13日にそれぞれに郵送したが、15日に一方の請求者から誤っている旨の連絡が市にあり、誤送付が判明。もう一方には届く前に差し戻し手続きを行った。発送作業の際、職員が宛名を記した封筒と中身を間違え、確認も怠っていたという。

 市は誤った戸籍謄本を回収し、対象者に謝罪。市市民課は「大変申し訳ない。発送前の確認を複数人で行うことを徹底し再発防止に努める」としている。

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