特区政府、周庭氏の逃亡に声明発表

特区政府は12月4日、香港衆志の元メンバーである周庭氏がカナダで保釈を放棄して香港に戻らないと表明したことについて声明を発表した。同日の政府新聞公報によると、政府は「外国または域外勢力と結託して国家の安全を脅かした罪で警務処国家安全処に逮捕された周氏はSNSで法を無視して保釈を放棄し逃亡することを公言した。特区政府は法律に従って周氏を追及するためにあらゆる努力を払い、罪を逃れようとする恥ずべき行為を厳しく非難する」と述べた。

周氏は警察の保釈条件を無視するつもりだと公然と述べたことで信用は完全に損なわれ、法と秩序に違反しことに真剣に向き合わず、法的責任から逃れることを図ったと指摘。「彼女がどのような言い訳を使用したり、同情を誘おうとしても、彼女の偽善的で恥ずべき行為と不法行為の本質を隠すことはできない」と非難した。

また国家の安全を脅かすことは極めて重大な犯罪であり、特区政府は全力でこれと闘い、最後まで追及すると言明。「いかなる逃亡犯も香港から逃亡すれば刑事責任を逃れられると考えるべきではない。逃亡犯は出頭しない限り一生追われることになる」と警告した。特区政府は周氏に対し、方向転換して警察に協力し、自分の行動に責任を持ち生き方を変えなければ、深い後悔に陥ることになると勧告している。

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