EUとの自由貿易協定、交渉再開へ

タイのプームタム副首相兼商務相は12月2日、2014年5月に起きた軍事クーデターで民政が倒されて軍政に移行したことから中断していた欧州連合(EU)との自由貿易協定交渉を再開し、25年までに交渉をまとめる意向を示した。27カ国で構成されるEUはタイにとって中国、米国、日本に次ぐ4番目の貿易相手。今年1~10月期のタイの対EU輸出は182億米ドルで、前年同期を4.42%下回っている。一方、同期間におけるタイのEUからの輸入は167億米ドルで、前年同期比9.94%増だった。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

© HKP