滋賀県警近江八幡署は5日、近江八幡市の会社員の男性(62)が投資名目などで約1400万円をだまし取られたと発表した。多額詐欺事件として捜査している。
同署によると、男性は7月ごろ、インターネット掲示板を通じて外国在住の日本人女性を名乗る人物と知り合い、「暗号資産の取引をしている」「友達はアナリストをしており、損失を出さずに多くの利益を出している」などと投資を勧められ、紹介された暗号資産売買サイトの担当者から指定された口座に入金した。
さらに担当者から「ドルから円への両替手数料を支払う必要がある」などのメッセージを受け取り、10月25日までに12回にわたって現金を振り込んだという。