小野伸二が現役最後の試合 「これからも変わらずサッカーを愛し、楽しみ、続けていく」静岡・沼津市出身

静岡県沼津市出身。サッカー元日本代表でJ1「北海道コンサドーレ札幌」の小野伸二選手が3日、現役最後の試合を迎えました。

静岡が生んだ世界に誇る「天才」小野伸二。44歳で迎えた現役最後の試合は、古巣・浦和レッズが相手です。

沼津市出身の小野選手は、清水商業時代に国体で県選抜を優勝に導くなど活躍。卒業後は浦和レッズに進み、日本代表としても3大会連続ワールドカップ出場。オランダリーグでも結果を残しました。2010年からは清水エスパルスでプレーし、地元のファンを喜ばせました。

プロ26年目で迎えた現役ラストマッチは、そのエスパルス時代の2012年以来、11年ぶりの先発出場です。開始早々、前線にダイレクトパスを送り、抜群のテクニックと想像力あふれるプレーで見せ場を作ります。その後も衰え知らずのテクニックを見せ続ける小野。そして、前半22分、最後は3万人を超えるサポーターと両チームの選手に讃えられ、ピッチを去ります。

数々のプレーで多くの人に笑顔と夢を届けてきた小野伸二。自身も笑顔でプロ生活の幕を下ろしました。

小野伸二:「きょうでプロサッカー選手生活が終わりますけども、僕自身は、これからも変わらずサッカーを愛し、楽しんで、サッカーを続けていくので、これからもどうぞよろしくお願いします」

© 静岡朝日テレビ