実家に帰る頻度、年1~2回が主流か 帰省に消極的な人は3割超「実家が遠い」「家族とそりが合わない」

年末シーズンが近づき、帰省の予定を立て始めている人もいるだろう。株式会社AlbaLinkはこのほど、実家から離れて暮らしている20代以上の男女500人(男性133人、女性367人)を対象に「帰省の頻度に関する意識調査」を実施した。

始めに帰省の頻度を聞いたところ、最も多かったのは「年2回」(18.6%)、2位は「年1回」(18.2%)で、年1~2回という人が合計で36.8%を占めた。一方で、月1回以上帰っている人も約3割にのぼった。調査担当者は「実家が遠いと時間的・金銭的な制限があり頻繁には帰省できないため、実家と現在の住まいとの距離が帰省頻度に大きく影響するでしょう」と推測した。

また、「実家に積極的に帰りたいと思うか」という問いには、「思う」と回答した人が64.4%にのぼった。実際はあまり帰省できていなくても、「もっと帰省の機会を増やしたい」と思っている人も多いようだ。

さらに「積極的に帰省したい」と答えた322人に「実家に帰りたい理由」を聞いた結果、トップ5は、1位「家族に会いたい・話したい」(97人)、2位「家族が心配」(81人)、3位「子どもに会わせたい」(53人)、4位「気分転換したい」(45人)、5位「後悔したくない」(30人)となった。

一方で、「積極的には帰省したいと思わない」と答えた178人に「帰りたくない理由」を聞いたところ、1位はやはり「実家が遠い」(36人)だった。僅差で「家族とそりが合わない」(35人)が続き、3位は「実家でやることがない」(28人)、4位「疲れる・気を遣う」(11人)、5位「ひとりが楽」(9人)となった。

(よろず~ニュース調査班)

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