広島地検の検事自殺「公務災害」と認定 原因にパワハラ含まず 広島

公務上の災害と認定されました。

2019年12月、広島地検の男性検事が(当時29歳)広島市内の自宅で自殺しているのが見つかり、遺族らが公務災害の認定を申請していました。遺族の代理人弁護士によりますと、法務省は9月22日付で公務上の災害と認定したということです。

時間外勤務などが原因だとする一方で、上司からのパワハラについては原因に含みませんでした。

遺族は「叱責を受けたことを評価しないという対応では、本当に再発防止が期待できるのか疑問と言わざるを得ない」とコメントしています。

遺族らは今後国に損害賠償を求め提訴する方針です。

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