名作『グラディエーター』続編、マルタ島で撮影再開へ イケメン俳優主演で来年秋の公開を予定

映画『グラディエーター』続編の撮影が、12月上旬からマルタ島で再開することがわ分かった。全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより中断されていたリドリー・スコット監督による2000年作続編の撮影だが、11月8日に今後3年に向けた新たな契約に関する暫定合意に至ったことが発表されて以降、各映画会社が撮影再開へ向けて動き出していた。

関係者がバラエティに語ったところによると、『グラディエーター2』の製作は軌道に戻っており、パラマウント・ピクチャーズは2024年11月22日の公開を予定しているという。

『ノーマル・ピープル』の俳優ポール・メスカルが主演する同新作には、『イコライザー』のデンゼル・ワシントンや、『マンダロリアン』のペドロ・パスカルもキャスト陣に名を連ねている。

1作目に出演したコニー・ニールセンとデレク・ジャコビが、それぞれの役を続投する一方で、主演のラッセル・クロウは、演じたキャラクターが前作の最後で死を迎えたため、続編には出演しない。

一方、リドリー・スコット監督は、ザ・ニューヨーカーのインタビューの中で、ストライキ中の時間を「ヒーローがヒヒの一団と闘うシーン」を含む続編の編集に費やしたことを明かしていた。南アフリカで観光客たちがヒヒに襲われていた動画を観て、そのシーンを思いついたそうで「ヒヒは肉食動物です。左脚であの屋根から2時間ぶら下がっていられますか?できませんよね。彼らはできるんです」と語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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