東北絆祭りを2025年の大阪・関西万博に出展申請 郡仙台市長

仙台七夕や青森ねぶた祭など東北6県のまつりが、2025年大阪・関西万博で世界に披露されることになりそうです。仙台市の郡市長は5日の会見で東北絆まつりの出展を申請したと明らかにしました。

郡仙台市長「東北絆まつりを万博に出展をできないだろうかと検討を始めているところ」

郡市長によりますと、2025年に開催される大阪・関西万博に東北絆まつりを出展することについて、東北の県庁所在地6市長の意向で決め、11月17日付で宮城県と仙台市の連名で正式に申請したということです。

東北絆まつりは震災後の2011年から六魂祭の名称で始まり、2024年は仙台市で開催される予定です。

郡仙台市長「日本が被災地で学んだことについて発信をすることは、重要だろうと思っています」

万博会場の屋外イベント広場への出展を想定し、5月下旬から6月上旬の5日間を希望しています。決定の通知は1月に出されるということです。

開幕まで500日を切った大阪・関西万博には、東北から57万人の誘客が想定されています。

© 株式会社東日本放送