岡山県倉敷市出身で、アフリカで活動するプロサッカー選手の男性が、開発途上国の子どもたちを支援しようと、使わなくなったサッカー用品を集めています。
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倉敷市出身のプロサッカー選手、森下仁道さん(28)。サッカー用品を買うのが難しいアフリカの子どもたちを支援しようと、倉敷市のスポーツ用品店と協力して使われていないスパイクやウエアなどを集めています。
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(倉敷市出身 プロサッカー選手/森下仁道さん)
「アフリカではサッカーの用具が十分になくて困っている子どもたちがいる現状を知っているので、サッカーを通して、スポーツの用具を通して、アフリカと倉敷をつないでいきたいと思ってプロジェクトを立ち上げた」
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森下さんは、2019年にアフリカでプロサッカー選手になり、今シーズンはガーナでプレーしました。
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ガーナでは「トゥクトゥク」という三輪タクシーの事業も手掛け、売り上げの一部を使って、子ども向けのサッカー大会を開くなど、国際貢献活動を続けています。
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森下さんは、母校の倉敷青陵高校のサッカー部にも協力を呼び掛けました。
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部員の生徒たちは集まったシューズを磨くなど積極的に活動に取り組んでいます。
(倉敷青陵高校サッカー部/塩見琢磨さん)
「少しでも多くのガーナの子どもたちがサッカーを好きになって、非行にはしらなかったり、犯罪を起こさなかったりすることにつながれば」
(倉敷青陵高校サッカー部/木村哲也 監督)
「世界や社会にどんな課題があって、それを高校生がどう解決できるか。(経験を)自分のチームに還元してくれることを願っている」
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森下さんは12月下旬、生徒らとともにガーナへ渡り、集まったサッカー用品を届けます。
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(倉敷市出身 プロサッカー選手/森下仁道さん)
「(アフリカの人が)僕を応援してサポートして良かったと思ってもらえるような取り組みを、今後もサッカー選手の活動を続けながら並行してやっていきたい」
サッカー用品の受け付けは、倉敷市の「プレイスポーツフットボール倉敷店」で行っています。ただし、使える状態のものだけです。
継続的に支援するため、今回届けた後も受け付けるということです。