ANZEN漫才、来年3月いっぱいで解散発表 みやぞんは事務所退所しフリーに

お笑いコンビ・ANZEN漫才が、来年3月31日をもって解散することが5日、所属事務所・浅井企画から発表された。みやぞんは今月31日をもって同社を退所し、フリーで芸能活動を続けるという。

同社は公式サイトで「この度、みやぞんは2023年12月31日をもちまして弊社を退所、ANZEN漫才は2024年3月31日をもちまして解散いたします」と明らかに。「これまでANZEN漫才を応援してくださったファンの皆様、そしてご支援いただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げますとともに、突然のご報告となりましたことをお詫び申し上げます」とした。

みやぞんの退所に関しては、本人から「会社を離れて自分の力で色んなことにチャレンジしていきたい」との申し出があったと説明。あらぽんは同社に残り、タレント活動を続けていく。

みやぞんは同日、自身のXで「浅井企画の皆さんへは感謝の気持ちでいっぱいです!幼馴染みのあらぽんとはこれからも親友です!ファンの皆さん、これからもあらぽんと僕を応援よろしくお願いいたします!」と報告。あらぽんは自身の公式ブログで「数えてみればコンビ歴23年、友達歴36年という長い時間を共有した友であり相方でもあるみやぞんと別々の道を進む事になった」と回顧。「へんてこなコンビ名『ANZEN漫才』という名前 個人の本名でもなく、芸名でもなく二人をまとめてくれていた総称 このコンビ名のおかげで普通では経験できないような貴重な経験をたくさんさせていただく事ができました」などとつづった。

ANZEN漫才は、ともに東京・足立区出身で幼なじみのみやぞんとあらぽんが2009年11月に結成。みやぞんがギターの弾き語り、あらぽんがラップを担当する歌ネタでブレークした。みやぞんは2018年8月の日本テレビ系列「24時間テレビ41「愛は地球を救う」でチャリティーマラソンランナーを務め、番組史上初めてトライアスロンで完走した。

(よろず~ニュース編集部)

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