「廃部ではなく再建を」 日大アメフト部OB会

 日本大アメリカンフットボール部OB・OG会の幹部が5日、同会を代表して取材に応じ、違法薬物事件が起きて廃部が審議されているアメフト部の今後に関し「大人がやるべきことは廃部ではなく、無実の学生に教育の場を与え、少しでも早く(部を)再建すること」と話し、存続に理解を求めた。

 日大の競技スポーツ運営委員会は廃部の方針を決定したが、理事会では継続審議となっている。現役部員は廃部撤回の要望書を大学側に提出。幹部も「つらい思いをしていると思う。未来ある学生たちに対し、正しい判断をしていただきたい」と訴えた。

 OB・OG会は現在千人規模で練習着の提供など部の支援を行っている。

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