浜名湖に転落した車の近くで男性の遺体が見つかった事件 男性を殺害した疑いで知人の男を逮捕 浜松市西区

10月、浜松市の浜名湖で転落した車の近くで、愛知県に住む52歳の男性の遺体が見つかった事件で、この男性を殺害したとして知人の男が逮捕されました。容疑を認めているということです。

梅田航平記者
「殺人容疑で逮捕された容疑者は、この辺りの海岸で近くの釣り人に発見されました。ここから車が落下した場所は4キロ程度離れていて、人通りはほとんどありません。」

殺人の疑いで逮捕されたのは、愛知県新城市の無職
の男(53)です。

この事件は10月21日夜、浜松市西区の浜名湖内山海岸で乗用車が転落し、近くで愛知県新城市の無職の男性(52)が遺体で見つかったものです。

男性は水につかった状態で、司法解剖の結果死因は溺死でした。

警察は事件と事故の両面で捜査していて、事件の翌日に保護された容疑者の男に、男性が死亡した経緯について事情を聞いていました。

警察によりますと、事件当日容疑者の男が車を運転し、浜名湖に転落させ、車の外で男性を溺死させたとみられています。

2人は幼なじみで男性は杖がないと歩行が困難だったということです。

容疑者の男は保護された際足にけがをしていて、「海に入ったが戻ってきた」と話していたということです。

警察の調べに対し、容疑者の男は容疑を認めているといい、警察が詳しい動機や経緯を調べています。

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