【MLB】米記者が「大谷翔平はエンゼルスと再契約の可能性を残している」と伝える

写真:今シーズン、自身2度目のMVPを獲得した大谷翔平

日本時間12月5日、メジャーリーグ公式HP『MLB.com』は、大谷翔平がエンゼルスに残留する可能性が残っていると伝えている。

マーク・フェインサンド記者は「MLBネットワーク」の番組に出演し、大谷がエンゼルス再契約の可能性を残しているとコメントした。フェインサンド記者自身が、数人から「大谷はエンゼルスに残留すると思う」と言われたという。エンゼルスはかねてより大谷争奪戦に参加していたが、その中で同じロサンゼルスに本拠地を置く、ドジャースが最有力という意見が主流であった。

大谷は2017年オフにエンゼルスに移籍すると、6年間にわたってエンゼルスの中心選手として活躍した。大谷の代名詞である「二刀流」を本人の希望通りに実現できたのは、エンゼルスだったからかもしれない。その分、大谷はエンゼルスに対して、並々ならぬ感謝の気持ちを持っているだろう。

しかしながら、大谷は常々「“勝てるチーム”でプレーしたい」と発言してきた。その気持ちを反映させるには、他チームに移籍するほうがいいのかもしれない。エンゼルスは、9年連続というMLB30球団の中で最もポストシーズンから遠ざかっているチームの一つであるからだ。

大谷は約4カ月にもわたってメディアの前で発言をしていない。これは、代理人のネズ・バレロ氏が徹底して情報統制を図っているからだと言われている。大谷の去就について明らかになるのは、いつになるだろうか。

© 株式会社SPOTV JAPAN