「3週間分の宿題を2日でやれ」、小6男児が号泣しながら警察に通報―中国

中国・浙江省杭州市で、3週間分の宿題を2日でやるよう言われた小学生の男児が警察に通報する騒動があった。

中国・浙江省杭州市で、3週間分の宿題を2日でやるよう言われた小学生の男児が警察に通報する騒動があった。

現地メディアによると、先日、同市臨平区の派出所に大泣きした男児から110番通報があった。男児は「僕はもう(精神が)崩壊した」とだけ話して電話を切ったため、警察官が電話の発信元を尋ねて事情を聞いた。

男児は11歳の小学6年生で、病気で2週間学校を休み、その後1週間入院していた。この間は祖父母の家に滞在していたが、退院するなり母親がやってきて、3週間分の宿題を2日でやるよう指示。男児は半分までやり終えたが、残りの半分は習っていない内容で、期限までに終わらせることができないとパニックになったという。

警察官は母親と学校に連絡し、「さっき君のお母さんと話をした。できるところまでやればいいんだよ」と諭したところ、男児はようやく落ち着きを取り戻したそうだ。

中国のネットユーザーからは「なんてかわいそうな」「退院したばかりでこれはひどすぎる」「そんなものやる必要ない。単なる宿題じゃないか」「この母親は3週間分の仕事を2日でできるのか?」「健康が一番大事。それ以外は二の次」といった声が上がった。

また、「与えられるものをこなしてしまったら、どんどん与えられることになる。これが現実」とのコメントや、「個人の努力が将来得られる社会的地位や見返りに与える影響は限りなくゼロに近いということを、多くの人が気付き始めている」とのコメントも共感を集めている。

なお、杭州市教育局は病気で休んだ期間の宿題について厳しい要求はせず、子どもの健康を優先するように呼び掛けた。(翻訳・編集/北田)

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