「周りからの目も変わってくる」チームを牽引し初優勝に貢献した酒井高徳、初のベストイレブン受賞を喜ぶ「あまり目立つポジションではないですが…」【Jリーグアウォーズ】

初のベストイレブン受賞となった酒井高徳[写真:©超ワールドサッカー]

ヴィッセル神戸のDF酒井高徳が、ベストイレブンの受賞を喜んだ。

5日、「2023Jリーグアウォーズ」が開催。2023シーズンの明治安田生命J1リーグの表彰式が行われた。

神戸がクラブ史上初となるJ1制覇を達成したシーズン。酒井は両サイドバックやボランチとしてプレーし29試合に出場。2得点を記録していた。

時にはキャプテンマークも巻き、多くの経験がある中で、チームを牽引する存在として優勝に貢献した。

自身初のベストイレブンは、自身初のリーグ優勝と同時に受賞。アルビレックス新潟から、シュツットガルト、ハンブルガーSVへと渡り、ドイツで8シーズンプレーした経験が、神戸5年目でついに実った。

「神戸に戻ってきて5年目になりますが、みんなでやって築き上げてきたものが形になって、みんなの支えもあって個人的な受賞にもなって、非常に嬉しく思っています」

「ポジション的にもあまり目立つポジションではないですけど、みんなで何かを勝ち取るという喜びというのを、優勝という形で受け取れたことは非常に嬉しく思いますし、自分はチームを引っ張ってということも意識していた中で、チームとして結果が出たというのは、大きなものになったなと思います」

王者として来シーズンはより警戒心が高まることが予想される中、自分たちを信じて、やり続けていくことが大事だとした。

「周りから見られる目も変わってくると思いますし、自分たちがやってきたことを続けることが大事。(優勝が)これ1度だけでなくということをしっかり証明しなければいけないという難しい立場になると思います」

「自分たちがやる方向性もしっかり信じているので、どういう戦い方になるかはわからないですけど、しっかりとした自分たちの姿勢を見せることが来季は大事になると思いますし、意識したいと思います」

© 株式会社シーソーゲーム