EL敗退のオリンピアコス、マルティネス監督を解任しカルヴァリャル氏を新監督に招へい

解任されたマルティネス監督(左)と新監督に就任したカルヴァリャル氏(右)[写真:Getty Images]

オリンピアコスは5日、ディエゴ・マルティネス監督(42)の解任及び、ポルトガル人指揮官のカルロス・カルヴァリャル氏(58)の新監督招へいを発表した。

2季ぶりの王座奪還を目指すオリンピアコスは今夏、昨季途中までエスパニョールを指揮していたディエゴ・マルティネス監督を招へい。今季リーグは開幕から9戦無敗と好スタートを切ると、ここまで9勝1分け1敗で1試合未消化ながら首位パナシナイコスと3ポイントの4位と上々の序盤戦を過ごしている。

一方で、二足の草鞋となるヨーロッパリーグ(EL)では、第3節のウェストハム戦で初勝利を飾ったが、その後は連敗を喫してグループ突破の可能性が消滅。現在はグループ3位でのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝トーナメントプレーオフ進出が濃厚となっているが、クラブはマルティネス監督の更迭を決断した。

後任監督に選ばれたカルヴァリャル氏は、これまでブラガやスポルティングCP、ベシクタシュ、スウォンジー・シティなどの指揮官を歴任。直近では2022年11月からセルタで監督を務めると、16位に低迷していたクラブを建て直し、最終的には13位でラ・リーガ残留に導いたが、昨シーズン終了後に契約を解消していた。

© 株式会社シーソーゲーム