8日に改めて「つや姫」給食 東根の小中学校

東根市役所(資料写真)

 東根市内の小中学校で先月、「県内一斉『つや姫』学校給食」で、県産ブランド米「つや姫」ではなく「はえぬき」が米飯として提供されたことについて、市教育委員会が5日、ミスについて発表し、市内の小中学校で、8日に改めて提供することを明らかにした。

 市教委によると、市立の全14小中学校で先月27日、県などでつくる山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部の事業の一環として、つや姫給食を実施した。献立表にも掲載していたが、市学校給食センターから委託先の炊飯業者に伝わっておらず、通常通り「はえぬき」が提供された。

 市内の小中学校では原則、8日に改めて「つや姫」を提供するが、学校行事などの都合がある場合は別日程で調整する。

 同センターの担当者が、発注手続きを誤認していたことが原因で、今後は発注内容を複数の職員で確認するなど、再発防止策を徹底するとしている。

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