ヘンリー王子とメーガン妃 王室の称号「サセックス公爵夫妻」剥奪の危機 肌の色懸念問題が波紋呼ぶ中

ヘンリー王子(39)とメーガン妃(42)が、「サセックス公爵夫妻」の称号を剥奪される危機に直面していることが分かった。作家のオミッド・スコビー(42)が新著『エンドゲーム』の中で、メーガン妃が息子アーチー君の肌の色について「懸念」を提起した2人の上級王族を非難したと主張したことで再び波紋が広がっている中、英保守党のボブ・シーリー議員は現在、第一次世界大戦中に制定された、ドイツ人貴族の英国での称号を否定する法律を適応させたいと考えており、この法案が成立すれば、「サセックス公爵・公爵夫人」の称号は取り消されることになるという。

シーリー氏は、この決断を「核オプション」と表現。これは「王政を支持するもの」であり、「称号と特権」を取り除くことで、王族であることを望まなくなった人々の決断を尊重することを目的としていると主張し、メール・オン・サンデーに寄稿した記事の中で述べた。

「私は共和主義者ではありませんし、王政を支持していますが、夫妻と王室の他の人々との確執の最近の一件を受けて、議会と枢密院は思い切った手段を検討すべきだと思います」「私の『1917年称号剥奪法改正案』は、古来からの諮問機関である枢密院が、王室の一員から爵位を剥奪するよう助言することを、議会での投票によって可能にするものです」

「目的はとてもシンプルです。王族でいたくないという人がいれば、それは私たちが尊重する決定です。しかし、私たちの国民生活において重要な役割を果たしている 公的な機関を壊すような人は、称号や特権を維持すべきではないのです」

「メーガン妃のチアリーダー」と呼ばれているスコビーは、11月28日に発売された『エンドゲーム』の中で、メーガン妃が当時皇太子であったチャールズ国王に宛てた私信で、アーチー君の肌の色に関する「会話」に参加したとする王室関係者2人の名前を挙げていたことを暴露。オランダ語版では、この質問をしたとされる2人の王族の名前が記されており、トークTV司会者ピアーズ・モーガンによって明らかにされていたが、スコビーはそれを否定していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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