藤井竜王が秋田県大仙市へ 「対局の気分味わえた」、旧本郷家住宅を見学

 将棋の八大タイトルを独占する藤井聡太竜王(21)が5日、第36期竜王戦7番勝負第6局が行われる予定だった秋田県大仙市を訪れた。対局会場となる予定だった同市角間川町の旧本郷家住宅を見学したほか、竜王戦の防衛を祝う会に出席した。

 旧本郷家住宅前では地元の角間川小、藤木小、大曲南中の児童生徒計30人が「ようこそ大仙市へ」「八冠おめでとうございます」などと書いた横断幕を持って出迎え。子どもたちの拍手と「おめでとうございます」の声に、藤井竜王は笑顔で会釈した。

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