阪神戦力外の高山俊がオイシックス新潟入り!巨人などNPB球団へ早期復帰する為のカギとは!?

阪神戦力外の高山俊がオイシックス新潟入り!

阪神タイガースから戦力外通告を受け、去就に注目が集まっていた高山俊が、来シーズンからイースタン・リーグに新規参入するオイシックス新潟アルビレックスBCに入団することを球団が発表した。

高山俊はもう一度、NPBの舞台で輝くため、新天地にオイシックス新潟アルビレックスBC選んだ。

野球をする環境を与えてくれたオイシックス新潟アルビレックスBCに感謝し、全身全霊でプレーすると、高山俊は意気込んでいる。

トライアウトで躍動した高山俊

戦力外となった選手らを対象にした12球団合同トライアウトが11月15日、千葉県鎌ケ谷市の日本ハム鎌ケ谷球場で行われ、参加者59人の中で、高山俊が一際大きな歓声を浴びた。

第1打席では、ソフトバンク・岡本直也との対戦し、カウント1ボール1ストライクから、内角寄りのストレートを捉え、右中間を深々と破るツーベースヒットを放ち、シート打撃参加野手で、最初の安打を記録。

さらに、第3打席、ヤクルト・山川晃司の148kmストレートをライト前に運ぶヒットを放ち、マルチヒットを記録。次打者の5球目には二盗を成功させ、衰えのない俊足も披露していた。

高山俊がNPB球団へ早期復帰する為のカギとは?

オイシックス新潟アルビレックスBCは、来シーズンからイースタン・リーグへの新規参入が決まっており、通常の独立リーグの試合に加え、イースタン・リーグでNPBのファームチームと試合を行うこととなる。

各球団の編成担当の目に触れる機会となるイースタン・リーグの試合で、自分の実力をアピールすることができれば、早期NPB復帰もあるかもしれない。

今ドラフトでは独立リーグ出身の選手が多く獲得されたことも高山俊にとっては早期NPB復帰の追い風となるはずだ。

来シーズンの早い段階から格の違いを見せつける活躍をNPB球団が今注目する独立リーグで披露することができれば、2020年オフに広島カープを戦力外となり、2021年に四国アイランドリーグPlusの高知ファイティングドッグスでプレーし、2022年にソフトバンクホークスでNPB球団に返り咲いた藤井皓哉のようなNPB球団へのスピード復帰もあり得るかもしれない。

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