池田勇太が最終QTを棄権 「右手痛」で2ラウンド開始前

第2ラウンド開始前に右手痛のため棄権した池田勇太 ※撮影は2023年「三井住友VISA太平洋マスターズ」(撮影/高藪望)

◇国内男子◇ファイナルQT 2日目(6日)◇下関ゴールデンCC(山口)◇7015yd(パー72)

ツアー通算21勝の池田勇太が、来季の国内男子ツアーの出場優先順位を争うファイナルQT(最終予選会)の第2ラウンドスタート前に「右手痛」のため棄権した。初日は5アンダー「67」で10位につけていた。

池田は今季、顎(がく)関節を中心した体調不良もあり、賞金ランキング69位でシード圏にぎりぎり届かず、14季連続で守ってきた連続賞金シードを喪失した。来季は顎関節や歯の治療を中心にする意向を持っているが、最終QTを1ラウンドではあるがプレーしたことで「ツアープレーヤー」として登録されるため、最大8試合(ツアープレーヤー以外は6試合)の主催者推薦出場を受けることができる。

また、賞金ランキングに獲得賞金が反映されるために必要な出場義務試合数(ツアープレーヤー以外なら8試合)が免除され、仮に獲得賞金が賞金シード圏内(ランク上位65人)に到達した場合、出場7試合以下でも再来年のシードを獲得できる。

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