関西写真記者報道展が開幕 今年のニュースを振り返る

京都市南区で始まった関西写真記者協会の報道展=6日午前

 関西写真記者協会に加盟する報道各社の写真と映像で今年のニュースを振り返る「2023年度(第66回)新聞・通信・テレビ・ニュース映画報道展」(同協会主催)が6日、京都市南区のイオンモールKYOTOで始まった。入場無料、12日まで。

 開幕セレモニーには飛び込みで夏季五輪日本勢最多に並ぶ6大会に出場し、今年現役を引退した寺内健さんらが出席してテープカットを行った。

 寺内さんは、プロ野球阪神がリーグ優勝し、大阪・ミナミの道頓堀川に飛び込むファンをとらえた共同通信社の「道頓堀ダイブ!」(ニュース部門金賞)を見て「いい飛び込みしてますね。この後どう落ちるのか不安ですけど」と感心していた。

 会場では自動撮影カメラを駆使して夜の人里に近づくクマの姿と、人が生活する昼の写真を定点撮影した協会賞受賞の写真など約80点を展示し、テレビ各社の受賞作品も上映される。

 14~19日に神戸市中央区のさんちかホール、2024年1月12~18日に大阪市中央区の富士フイルムフォトサロン大阪で開かれる。

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