「水ようかん」は冬の味覚! 福井県が出張アンテナショップ 9、10日には産地直送の「越前がに」も登場

福井県出張アンテナショップに伴い店頭に設置された恐竜ベンチ前で、冬の味覚越前がにをアピールするスタッフ=5日、埼玉県さいたま市大宮区のまるまるひがしにほん

 福井県は、埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅前にある東日本連携センター「まるまるひがしにほん」で出張アンテナショップを開店している。

 2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業を見据え、沿線地域に福井の魅力を発信する「つながる福井キャンペーン」の一環で行われている。

 3回目の開催となる今回は福井の冬の味覚を特集。冬の風物詩「水ようかん」や「おろし蕎麦(そば)」のほか、9、10日には産地直送の越前がにを用意する。また、へしこや焼きさばずし、羽二重餅など福井の名物や、漆器などの伝統工芸品も幅広く取りそろえている。

 福井県東京事務所の山田武雄主任は「北陸新幹線福井開業まで約100日。埼玉の人たちに福井をもっと知ってほしい。カニは雄と雌の味や食感の違いを楽しんで」と呼びかけている。出張アンテナショップは10日まで。

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