【今週末まで見頃?】1年で一番の絶景は今!国分寺市「殿ヶ谷戸庭園」の紅葉をご紹介

12月に入りましたが、今年は猛暑の影響で紅葉スポットの中には今が見頃のところも多くあります。先日ご紹介した東京都国分寺市にある都立庭園「殿ヶ谷戸庭園」も、今が紅葉の見頃です。そこで今回は、殿ヶ谷戸庭園の美しい紅葉をご紹介します。

東京都国分寺市の「殿ヶ谷戸庭園」は紅葉が絶景

殿ヶ谷戸庭園を代表する植物はモッコク、イロハモミジ、アカマツです。モッコクは約300本、イロハモミジは約190本、アカマツは約100本あり、この時期はイロハモミジの紅葉が美しく、例年多くの人が訪れます。

普段はあまり見られない植物が見られるのも魅力

キチジョウソウ

殿ヶ谷戸庭園にはさまざまな植物があり、植物が好き人の間では人気のスポットです。この時期は縁起が良いと言われているキチジョウソウ(吉祥草)、クチナシの実などを見られます。

クチナシの実

他にもナンテンの実や看板娘的なかわいらしさを放つ黄色い花・ツワブキなど、至る所で見られます。

伝統的な冬の風物詩も見られる

この時期には雪吊りや雪囲いなどを見られるのも魅力です。本来は雪の重みで枝が折れないように守ったり、寒風や雪混じりの風が吹き付けるのを防ぐためのもの。こちらでは冬の到来を物語る装飾として毎年施されています。

紅葉を楽しめるのはおそらく今週末までと思われます。しっかりと防寒して美しい紅葉と冬の訪れを味わってみてはいかがでしょうか。庭園内は国分寺崖線という独特の地形で高低差があるため、注意が必要です。しっかり足元を確認して回ってみてください。

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