東村山市の中学校 生徒全員に「温かい給食」提供へ

東村山市の公立中学校では昼食に弁当の持参と配達型の給食が併用されていますが、市が方針を見直し、生徒全員が「温かい給食」を食べられるよう、調整していることが分かりました。

東村山市では、市内7つの公立中学校の昼食は弁当を持参するか、「ランチボックス」と呼ばれるデリバリーの給食を選ぶ形式となっています。

ただ「ランチボックス」式は、食中毒への対策から冷ましたおかずが提供されるため、「温かくしてほしい」といった要望が市に寄せられていました。

こういった声などを受け、東村山市は2026年度から給食を保温性の高い容器に入れて学校に届ける「食缶方式」に切り替え、生徒全員に提供する方針を固めました。

市は今年度末までに、具体的なスケジュールや予算規模を定めていく計画です。

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