ハマスが性暴力とバイデン氏 「おぞましい行為」と糾弾

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は5日、イスラム組織ハマスが10月7日にイスラエルを奇襲した際、女性に繰り返し性暴力を加えるなど「おぞましい行為」をしていたと糾弾した。来年の大統領選に向けて東部ボストンで開いた集会で語った。ハマスは性暴力を否定している。

 バイデン氏は生存者や目撃者の話を基に「ハマスのテロリストは女性や少女に最大限の苦痛を与え、殺害した」と指摘。各国や国際機関は「例外なくハマスを非難すべきだ」と訴えた。

 パレスチナ自治区ガザの戦闘休止が終わったことに関し「ハマスが人質女性の解放を拒み、決裂した」と主張した。

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