甘酸っぱい体験 河北・児童がミカン収穫

ミカンの収穫を体験する児童=河北町西里

 河北町西里小(須藤里佳校長)の1年生10人が5日、山形では珍しいミカンを栽培する農家で収穫を体験した。

 同町西里の農業原田満男さん(79)は約20年前から自家用としてミカンを栽培。収穫の喜びと味を楽しんでもらおうと12年前から毎年、児童を招待している。ビニールハウス内に5種類約120本の鉢植えが並び、子どもたちは栽培方法を教わり、実を選びながらはさみで切り取った。岡崎流依君(7)は「酸っぱいけど、甘くておいしい」と笑顔を見せた。

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