温浴施設「クアタラソさぬき津田」の存続求め さぬき市に1万人分超の署名 香川

さぬき市が2024年3月末での営業休止を決めた温浴施設「クアタラソさぬき津田」。その存続を求める署名を、会員を中心とするグループがさぬき市に提出しました。

6日朝、市に提出した署名は約3590人分で、すでに市に提出している署名と合わせ1万人分超えました。

(クアタラソの存続を願う会/安冨美智代 代表)
「2、3年延長していただいて、それでその間に次なる新しい施設の建設を考えていただけたら」

クアタラソさぬき津田

さぬき市によりますと、温浴施設「クアタラソさぬき津田」は、旧津田町が町民の健康管理や福祉の向上などを目的に1993年に運営を始めました。現在は指定管理者の「さぬき市SA公社」から委託された「あなぶきエンタープライズ」が運営しています。

しかし、深刻な赤字運営の中、老朽化した施設の改修に5億円を超える費用がかかることがわかり、さぬき市は2024年3月31日で営業を休止することを決めました。

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