カズレーザー「買った値段とか、売った値段は…」株取引に挑戦中のゲストに投資家から厳しい指摘

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が5日に放送された。

今回は『2024年を生き抜く投資家テスタ禁断の株メソッド』と題して、株式投資家のテスタを講師に招き、『テスタも昔は大失敗!投資初心者が陥りやすいワナ』、『テスタ流「連想ゲーム」でひも解く 2023年上がった株 下がった株』、『テスタの芸能人株道場 武藤とこがけんに鬼ダメ出し』、という3つの観点で講義を受けた。『テスタの芸能人株道場 武藤とこがけんに鬼ダメ出し』という講義では、お笑い芸人のこがけんとタレントの武藤十夢が挑戦している株取引に、テスタ氏がアドバイスを送った。

以前の放送でテスタ氏から指導を受け、株取引に挑戦していたこがけんと武藤。今回の放送では、現在の株取引の様子などが明かされた。銀行系や建設・不動産系など幅広い銘柄の株を購入していた武藤は、一時は損益がマイナスに転落したこともあったが、銀行系の株価が上昇したことなどから「今ちょっと持ち直してきてる感じはありますね。ちょっとずつですけど」と現状を明かした。一方のこがけんは、自身が伸びしろを感じていたアパレル系企業など銘柄を絞って株を購入。さらに全自動で資産運用を行なってくれる『ロボアドバイザー』と呼ばれるサービスも購入していた。

2人の取引の様子を受けて、テスタ氏は「どこからダメ出していいかってぐらい」と辛口なコメント。まず目をつけたのは、2人の株式投資の基本的な考え方について、「自分の買った値段から、今プラスマイナスをスゴい中心に考えてしまっている。自分が買った値段とか、売った値段っていうのは、株価には何の影響もない」とコメントし、あくまで重要なのは株価が今後上がるのか下がるのかという点だと強調した。また『ロボアドバイザー』の使い方にも注意を促し、株式投資初心者は“株を学ぶ”という経験を積む必要があるため、はじめから全自動運用を導入するべきではないと苦言を呈した。専門家からの厳しい言葉に、こがけんは「45(歳)になってこんなに怒られることってあるんですか?」と消沈していた。

カズレーザーは「こういう放送の後、結構色んな人が影響を受けて、株式にチャレンジして下さってるみたいで、やっぱほとんどの人が負けてるんですよね。そこで結構皆さん感情的なことをおっしゃるんですけど、感情的になっちゃう時点で多分余剰資金でできてないんで、感情が動かない額をまずやってほしいなってマジで思いますね」と講義を総括。専門家も株取引はギャンブルではないとしたうえで、慎重な運用を呼びかけた。

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写真提供:(C)日テレ

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