現地時間12月5日、プレミアリーグ第15節のルートン・タウン vs アーセナルが行われた。アーセナルはルートン・タウンに一時逆転を許すもカイ・ハヴァーツのゴールで追いつくと、90+7分にデクラン・ライスがラストプレーでゴールに捻じ込んだ。劇的な幕切れでアーセナルが勝利を飾り、勝ち点3を上積みした。
土壇場で勝ち点3を獲得したアーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、試合後喜びをあらわにした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
「本当に楽しかった。フットボールの素晴らしいところが詰まっていた。感情があり、同じ時間をともにする瞬間があった。特別な夜だった」
「ルートンの素晴らしい雰囲気とプレーを称えたい。私たちにとって本当に難しい試合だった。しかし、私たちは勝つ方法を見つけ出した。チームが立ち直る力、個性、クオリティを見せつけることができた」
さらにアルテタ監督は、過密日程が続く中で勝利した選手たちに賛辞を送った。
「3日ごとに試合をし、すべてに勝たなければならない。それは選手たちのやり方だし、どれだけそれを望んでいるかだ。引き分けではなく勝ちたいという意欲、エネルギー、リスク、そしてピッチに込められた感情を感じ取ることができた」
「それまでにチャンスがあったのだから得点するべきだったが、最後まで頑張ったことで報われたんだ」
この勝利で暫定ながら2位リヴァプールとの勝ち点差を5に広げたアーセナル。悲願の優勝に向けて、勢いを落とさずこのまま首位を突き進みたいところだ。