成田空港 3本目となるC滑走路の準備工事に着手 千葉

成田空港 3本目となるC滑走路の準備工事に着手 千葉

 成田空港の機能強化をめぐり、3本目となる「C滑走路」を新設するための準備工事が12月6日、始まりました。

 準備工事は、C滑走路の本格的な工事に向けて行うもので、6日午前10時過ぎ、担当者の合図で重機で土を掘り出す作業を始めました。

 6日から始まったのは、工事で発生する土砂を下流に流さないようにするもので、敷地内を流れる川の幅を部分的に広げ、水がゆっくり流れることで土砂が沈んでいく池を整備します。

 C滑走路の新設で、準備工事に取りかかるのは今回が初めてで、成田空港会社の担当者は「地元に丁寧に説明しながら、慎重に工事を進めていきたい」としています。

 成田空港の更なる機能強化をめぐっては、C滑走路の新設やB滑走路を延伸する計画が、2029年3月末の完成を目指して進められていて、B滑走路を延伸する準備工事は2022年10月に始まっています。

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