オスプレイ、不明2人の捜索続行 新たに3遺体引き揚げ

米空軍のCV22オスプレイが墜落した現場海域に展開する海上自衛隊の艦艇や米軍関係者が乗る漁船(右下)=6日午前11時27分、鹿児島県・屋久島沖

 鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故で、海上保安庁は発生から1週間となった6日、残る行方不明者2人の捜索を続けた。米軍は搭乗していた8人について死亡したと認定。関係者によると、4日に海中で見つかった5人のうち、未収容だった3人の遺体が6日、引き揚げられたことが判明。米軍は胴体部の残骸の引き揚げを急ぐ。

 屋久島の沖合では、海上自衛隊の艦艇が展開し、チャーターした漁船に乗った米軍関係者の姿も見られた。墜落した海域周辺では、ゴムボートからダイバーが海中の様子を探った。屋久島空港には、シートでくるまれた機体の一部が持ち込まれ、米側に引き渡された。

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